ごあいさつ

2018年8月

1、理事長・園長のあいさつ

理事長(関根美智子)

関根美智子
「私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか。」(聖書1ヨハネ3:18)

社会福祉法人同仁学院は、キリスト教精神に基づいて、昭和20年10月に関根幸一郎・ヒメ夫妻によって創設されました。

その当時国民が経験した事のない敗戦という未曽有の混乱の中で、この仕事をする決心に至りました。それは戦災孤児たちを放任すれば、追い込まれる先が明らかであったからです。

誰かが、彼らを守り育て立派な人間として社会に送り出すために育てなければならないと思い、神の助けを請いこの事業を始めるに至ったのです。(同仁学院50年史より抜粋)

その働きを引き継ぎ、現在に至っています。社会状況はこの数十年大きく変化をしてきました。しかし、子ども達の生命を守り・育むことは、変わらない営みであり、子ども達は、愛されてこそ、愛することを学ぶことでしょう。

自分は生れてきて良かったことを受け止め、心身共に成長することができるように援助し、子ども・家庭・地域に繋がって行動していきたいと願うものです。

園長(関根歩)

関根歩

「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」(聖書マタイ25:40)

同仁学院はキリスト教精神の基、支援を必要とする子どもの幸せのために在る法人です。

現在行っている事業は社会的養護を必要とする子どもを預かることと、地域における子育て支援をしております。入所している子どもたちへは職員との関係性(アタッチメント)を大事にしながら「子どもの最善の利益は何か」を念頭に養育しております。また地域支援においては児童家庭支援センターを通して相談員と心理士が悩みを抱えたご家庭に対して関わり、子どもの健全な養育へと繋げております。

社会的養護は現在大きな転換期を迎えています。施設養育が主体であったのが、今後は里親養育が増えるでしょう。私たちは常に子どものニーズを見極めて柔軟に変化し、子どもを助けていきたいと心から願っております。

2、職種ごとの紹介(2023.4)

主任(安藤23年目)

安藤

【現在の仕事内容】
あいの実でお預かりする44人の子どもたちは7つの寮で暮らしています。私はそのうちふたつの寮を取りまとめる役割を担っています。直接お世話をするよりも、それを担う方たちの潤滑油になることが求められています。

【仕事のやりがい】
子どもたちの成長が楽しみなのはもとより、それを支える職員が子ども達と向き合っていく姿を見せてもらえることは喜びです。あとは、仕事という名目の中でいかに子どもたちと遊んでいくかも楽しみのひとつです。

【仕事をする上で大切にしていること】
子どもたちの最善の利益を追い求めることを忘れない事です。時には彼らの思いとはずれてしまうこともありますが、プロとして説明できる根拠を基に進めていくことが大切と考えます。また、「お預かりしているお子さん」という意識を忘れないようにしています。

【今後の目標】
人の気持ちに寄り添う、とはどんなことなのかを模索し、実践できるような人間になっていきたいです。彼らとの暮らしの中で教わり、気付かせてもらえるのではないかと期待しています。

事務(猶原23年目)

猶原
【現在の仕事内容】
ほぼ一日中、パソコンに向かっています。仕事内容としては、法人全体の会計業務、経理・労務業務です。細かいところでは、所轄庁との連絡、事務所来客・電話対応、文書作成、建物等運営管理(修理含む)、措置費・補助金等の申請・請求業務等です。施設の事務は企業でいうところの経理・総務(人事)・庶務です。

【仕事のやりがい】
計算書類ができあがった時(笑)

【仕事をする上で大切にしていること】
自分自身の家族。ふつうでいること。公金をお預かりしていることの緊張感。

【今後の目標】
日々変わる制度に置いていかれないよう、大人のメガネでがんばります。

心理士(吉野22年目)

【現在の仕事内容】
子どもが抱えている課題(不登校や暴力)に対して、定期的に面接して改善方法を一緒に考えるカウンセリングや、遊びを通して心理的な課題を解消していくプレイセラピーを行なっています。また、ケアワーカーさんや関係機関の方に子どもの心理的状態について説明したり、関わり方について助言するコンサルテーションを行なっています。

【仕事のやりがい】
子どもたちが心理療法の中で自分の課題を乗り越えたり、生活の中で大きく成長する場面に出会うことが一番のやりがいです。

【仕事をする上で大切にしていること】
自分が出会う子どもたちに誠実であることを一番大切にしています。子どもたちが感じていることをできるだけ理解しようと努力しています。また、色々な職種の方の専門性に配慮しつつ心理士の意見が必要と思われる時に伝えています。

【今後の目標】
単なるトラウマ(の症状に焦点をあてた)治療だけではなく、子どもたちが希望をもって未来に踏み出せるよう、子どもが人とのつながりや支えられていることを強く感じられるように、子どもとケアワーカーや親ごさんをつなぐ方法を確立することです。

スーパーバイザー(笠原33年目)

笠原

【現在の仕事内容】
人材育成と組織の強化が主な役割です。子どもを養育する現場や会議・研修などの場で、職員が自分の役割を効果的に果たすために、スーパービジョンを活用できるよう、計画したりアドバイスをします。

【仕事のやりがい】
新任職員が子ども達との生活を楽しそうにしている時や、グループの職員間のスーパービジョンがスムーズにできているという報告を受けた時です。子ども達も職員もイキイキ・キラキラしていてほしい☆

【仕事をする上で大切にしていること】
スーパーバイザーが、まるでスーパーマンのように全ての問題を解決するのではなくて、どの役割の人がどんな業務をすれば、よりよい方向に進むのか、職員個人もステップアップするのか、ということを一番大切にしています。

【今後の目標】
・あいの実の主任は、立派に育ってきました!次世代の主任の育成として、中堅職員のステップアップ!
・卒院生が幸せな生活を送れるためのサポートを、施設がもっともっとできるように!

里親支援専門相談員(小澤11年目)

小澤

【現在の仕事内容】
入所児童の里親委託推進や里親サロン(里親同士でお話する場)・里親制度普及講座(里親制度を一般の方に知っていただく講座)の開催、里親子の相談にのる仕事等をしています。

【仕事のやりがい】
里子さんが委託された当初は大変苦戦されていた里親さんが、委託後1~2年すると親子関係ができ、幸せそうに暮らしている姿を見られた時にやりがいを感じます。

【仕事をする上で大切にしていること】
里親さんが気軽に相談できるよう、信頼関係を作ることを大切にしています。

【今後の目標】
日本では「里親」というと養子縁組のイメージが強く、縁組を目的としない里親(養育里親)や、数日からの短期間だけ子どもを預かる里親もあることが知られていないため、一般の方々に「里親制度」を正しく理解して頂くことを目標にしています。

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